祝☆Linux一太郎発売
WINEというのはWINdows Emuraterの略であり、Linux+X環境でWindowsアプリを動かす為のライブラリ群である。日本では、口西淳一氏を代表とする方達が開発や日本語化に従事してきた歴史があり、しかし途中で頓挫したりもしていたのだが。ついに一太郎を商用アプリとしてリリースできるレベルにまでいったかと、こちらも感激一入である。
しかし、WINEを使って動かしているということは、Windows版のEXEをほぼそのまま動かしていると想像される。一太郎はMicrosoftのOFFICE同様、機能毎のライブラリをCOMで繋いで動かす、という形になっているはず。ということは、WINEでCOMによるアプリケーション通信がエミュレート可能になったということだろうか。素晴らしい話である。
WINEによるDirectXのエミュレートは既に出来ているようなので、これが可能ならWindows向けソフトで動かないのは、あとはデバイスドライバくらいということになってくる。
まあ実際そこまでの出来かどうかはわからないが。しかし、現在の他のWindows向けJUSTSYSTEM製アプリケーションが動く可能性は、高いといえるだろう。花子とか、三四郎とか、Shurikenとか。こいつらが動いてくれれば、あとはブラウザとテキストエディタが有れば個人的な用は足りる。Windowsは、動画編集用に1ライセンスのみ、ということになるだろう。
等と夢はふくらむが。発売はまだ先、来年の話である。しかもATOKと合わせて2万円。うーん。世間に普及するには、まだまだ微妙かな・・・。しかも今度はStarSuiteと戦わなきゃいけないわけだしね・・・。
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