11/2
 東京の某社も落ちてしまった。わざわざ文書で通知、しかし理由は示されず。
 ・・・なんで?
 もう、あたかも決まったかのような雰囲気で、最後は談笑モードになっていたというのに。いったい何がいかんというのだ。

 ・・・まあ、いい。弁理士目指して頑張る方向で行こう。今から特許事務所入ると、大卒初任給並みになっちゃうけど。って、それでも今と所得変わらないのか。

 正直な話、Sさんのことが吹っ切れない。無職でヒマでしかし心の余裕は無い状態でこんな感情があると、何か犯罪に走ってしまうのではないかと、ちょっと不安。


 あ、今日はなんかかなり日記っぽい。


11/3
片づけ

 休日なので、部屋の片づけをしてみることにした。って、無職なんだから休日関係ないやん。
 部屋の北半分を片づけるだけで、4時間経過。とか書くとものすごく広い部屋のようにも聞こえるが、6畳だから特に広くも狭くもない。しかもその時間の大半は、出土した漫画や雑誌を読んで過ごしている。つーか、日経サイエンスが4ヶ月分も溜まっているのはどういう事だよ自分。
 この時期、暗くなると一気に冷え込んでしまう。窓を開けていると寒いので、埃の立つ作業は今日はやめにした。代わりに文章書き。

 
11/6
マンセー
 特許庁の採用試験の説明会があるということで、東京に行った。
 ついでなので友人iAcnと会って、霞ヶ関から皇居近辺を案内してもらった。あの辺って、東京とは思えないほど綺麗な町並みなんだなあと。しかしどこもかしこも警官で一杯で、デートスポットには向かない感じ。いや、デートする相手もいないけど。
 お昼時だったのでどこかで食事したかったが、永田町の辺りは食事屋など無いと言われ、延々丸の内まで。いや私は、社民党本部の食堂でもいいって言ったんですけどね。
 秋葉原で時間を潰し、夜は「肉の万世」ですき焼き。万歳(マンセー)。



11/8
君に贈るPresident

 最近、カップルを見ると無性に嫉妬してしまって堪らない。年齢の如何を問わず。ヘタレで無職のくせに嫉妬する事自体生意気だと自分でも思うのだが、感情だからどうしようもない。

 まあ、そんなわけでというかなんというか。恋愛系のblogをちょこっと紹介。いや、MyYahooで紹介されてただけなんだけどね。「たくさんの男達にいっぱいのプレゼントを買ってもらう方法!」(http://blog.livedoor.jp/monkey_boss/)というところ。
 いやもう、男によってはタイトル聞いただけでムカツクという人もいるでしょうなあ。しかし、良かれ悪しかれ、女性の意見を聞いておく事は自分にとっての糧になるはずです。ということで、一通り読んでみました。

 特に参考になったのは、第八章(11/4付)の「プレゼントをもらえば、もらうほど・・・愛される?」(http://blog.livedoor.jp/monkey_boss/archives/8875961.html)というもの。まあ要するにタイトル通りの事らしいです。「あげる方は負け組、貰う方こそが勝ち組」ってことですね。
 と、いうことはです。逆に、男がもてたいのならば、女にプレゼントをあげるのではなく、貰う側に立たなきゃいけないという事ですね。実際、ホストとかジゴロとかヒモとか、そういう立場にいるわけですよね。モテモテで、しかもそれで生計立ててるくらいですから。

 ということで、女の人からプレゼントを貰う日々、というのを実践してみる事にしましょうか。
「その使用済みのティッシュ、もう使わないなら僕にちょうだい。」
「ラーメンの汁、飲まないの? じゃあ僕がもらうね。」
「50円くれよ! 50円!!!」

 だめじゃん。


11/10
 とらのあな(株式会社虎の穴)が、リクナビNEXTで求人募集をしている。営業職(http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/rnc/docs/cp_s01800.jsp?rqmt_id=0001074698)と、Webクリエイター(http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/rnc/docs/cp_s01800.jsp?rqmt_id=0001058489)を募集しているようです。

 いかなる組織であれ、同じ種類の人間ばかり集まっていたら腐りますからね。ここらで一般人をいれて風通しを良くしようという事なんでしょう。
 しかし、、、インディーズクリエイター、ですか。つまり同人作家の事のようですが。こういう言い方をしないと、一般から人を募る事は出来ないという事なんでしょうかねえ。なんだか寂しい限りです。


 てことで。同じ同人誌絡みという事でちょっと宣伝。荒野草途伸作のAIRSS「カードキャプチャーみすず」が、コミック同人誌(画・ 万夕深南海)として発行されています(http://www.melonbooks.co.jp/cgi-bin/search/search_v2.cgi?DATE=2004%94N10%8C%8E2%93%FA&IMG=on&STOCK=red&ITEM=)。
 メロンブックスの店舗、又は通販にて入手可能、らしいです(自分が発行しているわけではないので、よく知らない)。他の同人誌も買いたい人は、一端メロンブックス通販のトップ(http://www.melonbooks.co.jp/contents/tsuhan/index3.html)から入り直してくださいね。




11/11
 出ないと思っていた退職金が出たので、何とか今後の生活に見通しが。とりあえずLECの弁理士講座を申し込んできた。もう後には引けない。来年で短答式合格、再来年で全て合格、を目指そう。目標は高く。

 一昨日書類提出で応募した特許事務所が、もうお断りされてしまった。面接ぐらいしてもらえると思っていただけに、こんな速攻で落ちたのはかなりショック。ソフトウェア技術者じゃ難しいんだろうか。確かに、ソフトウェア特許なんて件数としてまだそんなに多くないしなあ。しかも、ただの弁理士志望じゃあ。
 資格取ってから改めて応募し直した方が良いんだろうか・・・。それだと目標通りに行っても二年後になるが・・・・。悩。



11/12
 今日は市役所と職安に行った。

 市役所では年金と健康保険の切り替えに行ったのだが、またも思惑はずれ。失業者は年金保険料は免除になる事を宛にしていたのだが、「国民年金の場合は世帯毎で計算するから、同居している人が400万以上の年収があったら免除対象にはならない」という事で、不可。父親、単身赴任で実は同居しとらんのだけどなあ。
 去年一人暮らししてる頃だったら問題無かったという事か。こんなことなら、住民票移したときに別世帯扱いにしとくんだった・・・。

 職安の方は特に問題なし。家に帰ったら丸一日飯を食っていない事に気づいて、カップ焼きそばを食べた。

 あー、なんか失業者してるなあ・・・・


11/13
軽トラック

 最寄りの駅からウチまではバスで約10分。が、たまに運動も兼ねて歩いて帰る事がある。歩くと40分くらいかかる。
 その途中に自動車修理工場があって、たまに中古車も売っていたりする。車の事はよく知らない自分でも、いつ壊れるかわからんなと思うような車である。
 ある日、そんな中に1台の軽トラックがあった。3万円。
 何となく欲しくなってしまった。3万なら手が届く価格だし、トラックならいろいろ使いでもある。つい、立ち止まって考え込んでしまった。

 とは言え。

 3万といってもそれは車の値段だけ。当然、諸手続の費用やら、税金やら、車検の費用だってかかってくる。それにそれ以前に、自分には「酒は飲まない、煙草は吸わない、車は買わない、選挙は行く」という人生の4命題があったはずではないか。

 それに、こんな問題も考えられる。仮に、自分に彼女が出来たとしよう。
「僕、車持ってるから。ドライブにでも行こう。」
「私、海の見える高原に行きたいわ。」
 軽トラック。
「あの、実は今日おじいちゃんが大腸ガンの検診で入院してて」

 え? そんなの杞憂? そもそもお前に彼女なんか出来るわけ無い?
 そですか。


11/14
カセットレコーダ

 今日は特に書く事無し。・・・てぇことも無いか。栄のLECに行ったあと歩いて大須まで行ってカセットレコーダを買って、八事までいって放送大学の聞き逃した回のテープを借りてきた。

 LECも放送大学も、(今時)授業のお持ち帰りがカセットテープでしか出来ないので、わざわざレコーダ買ったのです。約3500円。まあ、そんなに高いもんでもないが、HDレコーダ持ってるのにわざわざこういうの買うのは、なんだか虚しい。

 家に帰ったら疲れが出てしまって、そのまま2時間ほど寝た。何故か、琉大の生物学科から訴えられる夢を見た。何したんだヲレ・・・。


11/16
FireFox
 これまでブラウザはNetscape7.1を使ってきたが、Mozilla FireFox1.0が出たという事で、乗り換えてみる事にした。
 FireFoxは、Mozilla Japan(http://www.mozilla-japan.org/)からダウンロードできる。ちなみにmozilla.orgの本サイト(http://www.mozilla.org/)英語のページだが、ここから直接ダウンロードできるインストーラも何故か「Windows,Japanese」となっている。まあ、mozillaの開発スタッフ(ボランティア)の大半は日本人だという話も聞いたことがあるから、その関係なんだろう。

 インストールファイルは4.7MB、ウチのADSL回線ではダウンロードに4分ほどかかった。インストーラは、ごく普通のWindowsインストーラ。カスタムを選ぶと、「開発ツール」というのが選べるようになる。・・・なんの開発だろう? DOMとかあったけど、XMLエディタでも入っているという事だろうか・・・? ちなみにDOMというのはDocument Object Modelの略であり、文書を加工・再利用しやすくする為の構造化の基準であって、XMLやHTMLも、この概念に沿っている。決してジオン軍のモビルスーツの名前ではない。

 で、使い勝手だが。画面操作自体は、Netscape7.1と大して変わらない。まあ元は同じmozillaだから、これは当たり前なのかもしれない。ただ不要なアイコンが無くて画面構成がシンプルになってはいる。Googleの検索バーがあるのは良い。
 そして、動作が軽い。ちょっとびっくり、ってなくらい。今まで、企業系に良くあるやたら画像を使ったページに行くと表示に20秒くらいかかっていたのが、5秒で済む。これはすばらしい。
 敢えて難をいえば、デフォルトのフォントがMS明朝になっている事か。この辺り、UNIX文化を継承してるなあと思う。PC画面上で明朝体って、見づらいと思うんだけどなあ・・・。まあでもこれは、自分で変えれば済む話だから良し。


11/18
夢の中で
 妙な夢を見た。

 自分がどっかの学生で、転校してしまうという場面。教室を出る前にクラスメイト一人づつに挨拶して回るのだが、そのクラスメイトが、自分(現実の自分)が昔好きだった女性達なのだ。しかも成長して現在の推定年齢になっている。
 ある女性と、言葉を交わしていた。外見的に36,7歳だったろうか。夢の中では、比較的最近その人に告白してふられた、そういう意識があった。「あなたに好きだって言われてすごく戸惑ったけど、でも最後にかっこいいあなたを見れて良かった」とかそんなような事を言われた気がする。そして、そこで目が覚めた。

 覚めてから、寝ぼけ眼で考え込んでしまった。「あの人一体、誰だっただろう・・・?」と。自分の記憶を掘り起こしてみても、該当する人物が見つからない。告白や好意の有無関係無しにしても、該当無し。つまり、会った事もない人だった。

 夢だから、別に現実との整合性が取れてなくても不思議ではないのだが。
 妙な夢だった。



11/19
回数券
 LECに通う為に名鉄瀬戸線の尾張瀬戸−栄町間の回数券を買っている。自動券売機で買うので、いわゆる綴り形式ではなく、普通の切符サイズのものが12枚でてくる。使うときも、普通の切符同様自動改札を通る。
 これが問題なのだ。
 今日、出るときに通すはずの穴の開いた券ではなく、間違ってまだ未使用の券を通してしまった。これで、エラーで返ってくれば良かったものの、そのまま回収されてしまった。瀬戸線は途中に無人駅もあるから、穴が開いてなくても回収してしまう仕様になっているんだろう。
 でも、券面に書いてある駅はどっちも有人駅なのだが・・・・。



11/22
すろーさいくる

 また腸の調子が悪いようだ。腸の調子が悪いと腰痛も併発する体質なので、非常に困る。昨日放送大学のテープを返さないといけなかったのだが、行けなかった。うーん、よくない。

 最近、asahi.comに記事が載るのが、朝日新聞本紙より遅い気がする。「土に返るプラスチック食器、愛知万博で2千万個テスト」(http://www.asahi.com/business/update/1122/085.html)という記事は、本紙では昨日か一昨日に載っていた記事のはずなのだが、asahi.comの方では今日の17:45付けになっている。
 先日iAcnと話をした際に、彼が「asahi.comの存在は新聞本紙の売り上げにマイナスなのではないか」という事を言ったのだが、実際そうなのだろうか。だから緊急性のない記事は本紙優先の体制に切り替えたのだろうか。
 asahi.comは新聞系サイトでは唯一採算ベースに乗っているところだと思っていたが。本紙の800万部数に比べたら、まだまだって事なのかね。


11/23
失業学生
 今現在、失業中の身。とはいえ、ヒマではない。
 弁理士試験の為のLEC通いの他に、放送大学の大学院科目も受講している。さらに特許庁の審査官補の採用試験も受ける事にした為、その勉強。まるで学生の頃に戻ったかのようだ。否、現役学生の頃は全然勉強しとらんかったから、浪人の頃のよう、の間違いか。

 特許庁の試験は、説明会で「国家公務員I種の理工I程度」という話だったので、参考書を一冊買ってきてやってみている。
 しかし、、、できんねえ。一応物理学科卒なので、数学・物理は、まだ「あー、こんなのやったような気がするなあ。忘れちまったなあ。」という程度で済むのだが。電気・電子や情報工学になると、「・・・ナニコレ?」という具合になってくる。特に制御理論がさっぱり。
 物理学科は工学部と違うからなあ・・・。などと黄昏れながら現実逃避していると、あっという間に夜になってしまった。

 ヒマではない。そして学生の頃に戻ったかのようだ。


11/24
粋な純ちゃん白髪が増えた
 今日は政治ネタ。NIKKEI NETによると、経済同友会の代表幹事が、首相の靖国参拝に苦言を呈したとの事(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20041124AT1F2401924112004.html)。
 理由はあくまで「日系企業への悪い影響が出る懸念もある」というものではあるが。あーあ、とうとう経済界からも言われちゃったね、という感じである。無論、経済界の人間の言う事が全て正しいわけはないのだけど。でも、そういう少なからぬ日本国民がそういう考えを持っているという事は、認識した方が良いのではないですかね。

 そもそも、いつも繰り返される言い訳として「これは日本の国内問題だから」とか言うけど。その日本の国内問題として、宗教法人である靖国神社への首相参拝を快く思わない国民がいる、という事実も、ちゃんと認識してもらいたいものです。

 「純粋に個人的な信仰の問題だから、そっとしておいてください」とでも言えば、そりゃそうだねと言えるけどさ。日本国憲法も味方に付くしね。あ、それが嫌なのか。



11/25
お褒めに与り恐縮至極に存じます
 他人に褒められるのは、まだ少し苦手だな・・・・
 と黄昏れてみる。この台詞も、スーツ着て夕日の見える高層ビルの窓際で呟けば少しはかっこいいのだろうが、実際は汚い部屋の中で腰痛対策の伏臥上体反らしをしながら考えているだけなので、救いようがない。

 それはいいとして。昔から褒められるのは苦手である。照れの過剰な奴、と言えるかもしれない。最近はそうでもなくなったかなと思っていたが、やはり治っていないようだ。
 まあでも、一応良くなりはしただろう。小学生の頃はかなり酷かった。なにしろ、自分を褒めた人間に逆ギレして怒り出すという、かなりイタい事をしていたから。それに比べればずいぶんな成長である。ああ、ボクってオトナになったなあ・・・・

 ここ、笑うところですよ。決して褒める所じゃないですよ。


11/28
iAcn

 今日はiAcnについて話そう。

 iAcnは変な奴だ。荒野草途伸の友達という事で、それくらいの察しは付くかもしれない。本当の名は「Yたか」というのだが、何故かみんなに「あっくん」と呼ばれている。高校時代、自習中に一人で「あ! あ!」といっていた事から、この名が付いたらしい。

 iAcnとは、大学の同級生だった。新入生歓迎会の自己紹介で、何度も何度も立ち上がって「あっくんでーす!」と叫んでいた。その後酔っぱらって、「俺は本当はあんな奴じゃないんだ、信じてくれ!」と絡んできた。
 その時点で「こいつとは関わらないようにしよう」と心に決めたのだが、英語の授業で隣の席だった為、その後現在に至るまで関わり合いになっている。

 大学に入ってしばらくして彼はMacを買い、信者になった。「何故そこまで」というぐらいの狂信ぶりだった。PC−98派だった荒野草途伸と、よく激突していた。2年後にiMacが発売されたときも、大騒ぎだった。iAcnという呼称は、その時荒野草途伸がつけたものだ。

 iAcnはクラシックオタである。特にワーグナーが好きらしい。それ故に第二外国語でドイツ語をとり、卒業旅行にはドイツに行くとまで言っていた。
 彼にクラシック関係の事を訊くと、一般人のレベルなら間違いなく答えが返ってくる。4年生の頃、厚さ8Cmぐらいある、5万円くらいのクラシック大辞典というのを買って、悦に入っていた。

 iAcnはジャニーズが嫌いだ。ジャニーズ事務所も、グループサウンズのジャニーズも、嫌いらしい。だから彼は、水戸黄門もハウルの動く城も見ない。
 4年生の送別会でカラオケをやっているとき、彼が突然外に飛び出していくから何事かと思ったら、SMAPの曲がかかりだした。
 彼の中学時代の同級生の話。仲間内でカラオケに行ったとき、誰かがこっそり光GENJIの曲をいれていた。それがかかりだした途端、彼は、テーブルの上に登って、両手を振り回して叫んだそうだ。
「やめろぉ! やめろぉ!」

 iAcnは荒野草途伸の影響で、アニメも大好きになった。就職してから彼は、CSのアニメチャンネルを全て契約し、40GBのHDレコーダーを買った。
 先日会ったとき、彼はこう言った。
「新しいHDレコーダ買おうと思ってる。40GBじゃ全然足りない。」
 ちなみに荒野草途伸は、HDレコーダなど持っていない。


 そんなiAcnの誕生日が、もうすぐ来る。


11/29
アジアの車窓から

 先週の話になるが、八事から名城線左回りに乗っていたら、金髪の外国人が隣に座ってきた。
「うわー、ハンサムな奴だなー」と思っていたが、よく見たら女性だった。しかも白髪があった。しかし肌は割と綺麗だったので、年齢は不詳。

 リュックから何か英語の雑誌を取り出して、読んでいた。隣からさりげなく見てみたら、なにやら名古屋の観光案内が載っていた。日本で言う「るるぶ」みたいな雑誌なのだろうか。しかし、そういう英語雑誌で名古屋が紹介されているというのが、意外。外国人向けだったら東京とか京都とか、そういうところしか紹介されないという先入観があったから。
 最後の方に、work in Japanとかいうページがあった。中には日本が気に入って、住み着いて働きたいと思う人もいるって事だろう。
 声をかけたくなった。「あなたも日本で働きたいのですか?」と。普段、自分が女性に声をかけるなどあり得ないのだが、何故かその時は妙にポジティブな気分になれた。
 しかし、なかなか声にならなかった。否正確には、言葉にならなかった。文字通り。何故なら英語出来ないから。何しろ英語の偏差値30だったし。
 "Are you wish work in Japan ?" で、合ってるだろうか? その時点では、この合ってるかどうかわからないフレーズすら思い浮かばなかった。

 結局自分が降りる駅が来てしまったので、何も言葉を交わすことなくその場を立ち去った。日本の風は冷たかった。



11/30
炭素税

 「環境税」という言い方ではいろいろ誤解が大きい気がする。やっぱり炭素税の方がわかりやすくて良いんじゃないかなと思う。

 asahi.comに『「国民を信用していない」 環境税導入論議に経団連会長』(http://www.asahi.com/business/update/1129/063.html)という記事が載っていた。温暖化防止のために企業は努力してんだから、炭素税なんか導入するなという事らしい。
 うん。確かに、トヨタは努力してるね。それは認める。でも、他の企業は、果たしてどうかな? 増してや、一般国民に至っては・・・? 温暖化の意味すらよくわかっていない人が多いんじゃないカナ? 多いんじゃないカナ?(楠若菜風に)

 でも、奥田氏の本音としては炭素税導入賛成なんじゃないかと思うけどね。だって、「炭素税導入=ガソリン価格が上がる=より燃費の良い車が売れる=トヨタ有利」なんだし。まー、この辺が財界トップの辛いところなんだろうねえ。政治と財界の間に立つ、中間管理職。


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