プロ野球に関する愚痴
最初に断っておこう。私は巨人が嫌いだ。でかい人間が嫌いという意味ではない、プロ野球の読売ジャイアンツが大嫌いなのだ。理由はいろいろあるが、ここでは省略しよう。
一方で私は以前から、毎年Bクラスで低迷している大洋〜横浜を密かに応援していた。ファンというほどではないが、「優勝して欲しいのはどこ?」と聞かれたら、「横浜」と答えることにしていた。その横浜が、今年は優勝するかも知れない。しかも、にっくき巨人は最下位だ。今年はどうやらいい年らしい、と先週まではそう思っていた。
さて、昨日(9月9日)の試合の結果だ。
- ヤクルト7−2中日
- 巨人4−3横浜
- 〜以下略〜
これで、横浜優勝は遠ざかったと言えるだろう。
ヤクルトが勝ったのは、まあこの際仕方ない。問題は、横浜に勝った巨人だ。もちろんこれは試合なのだから、勝ったチームに文句をいうなんて筋違いというものだろう。しかし、しかしだ。
巨人というチームは、たしか先週か先々週ぐらいにヤクルトに3連敗しているはずだ。ヤクルトに3連敗するくせに、何で瀕死の横浜にとどめを食らわす様なことをするのか。Bクラスに落ちてもなお反社会的な行為をするのか、ええ巨人よ。
そりゃあ、巨人サイドから見れば、ヤクルトに勝とうが横浜に勝とうが1勝は1勝で、たいした違いなんて無いのだろう。しかし、プロ野球全体から見れば、どこに勝ってどこに負けるということは大きな意味を持つ。我々は、おもしろい試合を見る権利があるのだ。
長嶋監督としては、最下位をさけるためにはとにかくなりふり構わずどこでもいいから勝てるところに勝つという義務があるのだろう。しかし、このじきに来てもはや「メークドラマ」もないだろうし、そんなことをしても喜ぶ人なんてわずかではないか。
いやむしろ、「メークドラマ」すればいいのだ。今年の主役はヤクルトと横浜だ。巨人は徹底的に脇役に徹して、両チームがゲーム差なしとか同率首位になるよう仕向けていく、ぐらいのことはしてもいいではないか。ドラマの主人公は、何も巨人だけではないのだから。
まあ、いろいろと書いてきたが、要するに私は今あまり機嫌がよくないのだ。
でも見方をちょっと変えれば、「横浜はAクラスで、巨人はBクラスに落ちた」のだ。巨人が優勝して横浜が最下位、という悲劇も過去にあったことを考えれば、今年はまだましなほうだな、という結論を獲て、私はこの文書を保存する。
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