株主総会に行ったぞ＿レイ編

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　２８日のｉＡｃｎとの会合をキャンセルされ、丸一日ふて寝していた私は、その日はそれなりに快調であった。

（ｉＡｃｎの名誉の為に訂正すると、彼はその日徹夜するくらい仕事が忙しく、また私もふて寝していたわけではなく葉鍵版三国志VIIIをやっていたらいつの間にか寝ていただけのことだ）

　とにかく、この日はもう一つの会社、レイの株主総会の日である。２７日同様、朝７：３０起き。父、まだ寝ている。念のためにルート確認をと思い検索すると、８：３０出でよいことが判明。そもそも、六本木は光が丘より上大岡寄りにあるのだから、出る時間が遅くて良いのは当然である。

　アホな自分に腹が立って、３０分程ふて寝した。これは本当のふて寝。いや、眠かったのも事実だけど。

　８：２０分頃、出発。このとき父、まだ寝ている。え、今日休み？フレックス？別に良いけど。

　会場には、あっけなく着いた。大江戸線は二日前に利用したルートそのままだったし、会場は六本木駅の３番出口のビルそのものだったからだ。

　直通エレベーターで８階まで上がる。直通だから、同乗してる人は皆同じ目的の人、のはずだ。ブロッコリーとは打って変わって、スーツ姿のいかにもビジネスマンという雰囲気の人ばかり。エレベーターを降りると、いかにもなレセプションホールがあって、ところどころで「あ、お久しぶりです」なんて会話が聞こえる。

　そう思ったが、株主としての権利は行使しなくてはならない。権利というものは、取得するよりも行使する方がより大切なのだ。どんなに男性の育児休暇制度が整備されても、頭の固い男がそれを使おうとしなかったら意味を成さなくなる、それと同じだ。

　ということで、勇気を振るって受付まで進む。受付嬢、笑顔ながらも少しひるむ。私は、表層上あくまで平静を装って、待合い用のスペースに進む。カウンター方式で、コーヒーやアイスティーが頼めるようになっていた。どうやら、株主総会の始まる前は飲み物を出す、というのは定番のようだ。

　１０時になり、総会開始。ブロッコリーに比べて、経営側も株主側もずいぶん場慣れしている。監査報告も議事採決もサクサク進み、質問など一つも出ない。正にシャンシャン総会である。そして３０分も経たず、総会終了。もしかしてこれが普通の株主総会というものなのか、と驚愕。

　その後、やはり経営報告会なるものがあって、PowerPointか何か使って、会社経営の展望を中心に説明。「今は経営の踊り場（成長ラインが右上がりではなく平坦なこと）」という表現は出たが、「苦しい」という言葉は一言も出なかった。このご時世に苦しいという言葉が出ないのは、相対的に見ればかなり良いと言うことになる。実際、愛知万博のプロモーションを手がけるくらいなのだから、好調とは言えなくとも堅実なのだろう。

　こんな企業の株が、何故自分が買えるまでのレベルにまで値を落としたのだろう。つくづく、市場というのは理不尽である。経済経営の実態を反映していない。そんな株式市場に、政府は何らの対策もする必要はない。塩爺は正しい。金を出すなどもってのほかだ。

　この後の質疑応答では、３つ程質問が出た（うち荒野草途伸１つ）。堅調だから特に訊くこともないのか、それとも総会というのはこういうものなのか。

・大株主のの１位と２位を占める、ＨＷプロジェクトと、ＳＷプロジェクトとは、どんな会社か

　そして経営報告会も終わる。この時点で１１時少し前。１時間もかかっていない。総会というものは２時間ぐらいかかるという認識があったし、実際ブロッコリーがそれくらいであったので、正直驚いた。

　仕方がないので、某Ｍさんに勧められた「六本木ヒルズ」なるところに行って見る。まあ、正直に行ってしまえば、そこから近くて時間が余っていたからいっただけなのだが。

　で、行って見たが、小洒落たビルとテレビ朝日があるだけで、特に面白いもんでも何でもなかった。しかも構造が複雑で道に迷うし。結構な人が来ていたが、何故みんなこんな所にわざわざ来たがるのだろう。自分みたいに騙されて来ているのだろうか。

　一応写真は撮ったが、それ以上にすることはないので、渋谷行きのバスで即離脱。パスネットを通したら怒られた。

　この後ｉＡｃｎと遭遇する予定があったが、１８時の約束なので、一端上大岡に戻った。

尚、これ以降の話は株主総会と関係ないので省略させていただく。と言うか、書くの疲れた。勘弁して。質問なら受け付けるから。そんなの来ないだろうけど。