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株主総会に行ったぞ

 
 この度私、株主総会なるものに行って来ました。初めて。
 いやもう、気分はプチブルですよ。いや、ブルドッグの子供という意味じゃなく、小ブルジョワジーという意味。普段から左翼労働者を名乗っておきながらプチブル気分に浸るとは何事かと世界中の労働者同士諸君から糾弾されそうだが、とりあえずこれからの左翼は昔とは違うのだよとわかったような事言って逃げるとしよう。
 
 とりあえず株主総会とはなんなのか、という簡単な説明をしておこう。会社というのは全て、出資者がお金を出して資本金を形成し、法人として営利活動を行っていくものである。株式会社というのは、そのお金の出し方の1形態で、あり、その特徴として
1.出資者と経営責任者が同一である必要が無い
2.出資者には株券と呼ばれる出資の証明書が発行される
3.経営責任者は、年一回株主に対して経営内容の報告と人事・決算他事業遂行の上で重要な事項に関して議決を得なければならない
 というのがあります。株主総会は、このうちの項番3を行う為の集まりなのです。
 
 じゃあ株主総会には、株券(これも、現実には協会のコンピュータに記録された電磁記録名簿なのだが)を持ってる人間が全て株主総会に来るのかというと、そうでもありません。売りさばいて利ざやを稼ぐだけのような、いわゆる「株屋」と呼ばれる人は来ないでしょうし、個人株主で地方在住者だと、わざわざ会場まで行くのも・・・という人もいるでしょう。また、そもそも株主総会での議決権(=出席する権利と同等)は普通1000株単位であり、これ未満の株しか持ってないと、総会には出席できません。また、株主であって取締役(=経営者)という人は、総会に出はしますが、株主としてではなく経営責任者として出席することになります。
 こういった人たちは、だいたい委任状または議決権行使書というのを提出して、議決権を行使することになります。自分も福岡在住で総会会場(東京)には遠いので、委任状提出で済まそうかと考えていました。
 ところが、私4月の頭に客先から失踪するという事件を起こし、その後もまともに仕事も出来ない、会社にも出れないという状態が通いた為、ついには常務から「お前の感じている感情のようなものは精神的疾患の一種だ。治し方は俺が知っている、俺に任せろ」といって休職命令がでてしまいました(台詞部分全面脚色)。というわけで一ヶ月ほど会社休んでいいことになり、いい機会だから総会出てみようと、こう思ったわけです。
 と言うことで、以下、出席した2社の総会に関するレポート(別文書)を挙げておきます。
 
 
(株)ブロッコリー
 
(株)レイ
 
 
 
 以上が、事と次第である。とりあえず、貴重な体験をしたことには違いない、と自分に言い聞かせてみる。来年も時間が取れて旅費があったら是非来よう。
 ・・・というか、あと他に中外鉱業と宝幸水産も、総会出席権があるはず何だが・・・案内状が来ないのはどういう理由だろうか・・・・?
 
 
 
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