我々国際バギ星人協会は、決して味方が多いわけではない。むしろ、敵が多いとすら言えるだろう。そのような状況下に於いて、構成員の友人というのは協会にとって良き協力者となりうる貴重な人材である。
一口に友人といってもいろいろある。無私の親友からただの金づるまで、その関係や扱いは千差万別である。その中で、「大親友」と呼べるだけの人間はそんなに多くはないだろう。
友人が苦況に陥っているとき、人はどのような行動をとるだろうか。それがただの金づるならば、あっさり見捨てることもあるだろう。しかし、大親友と呼べる相手を見捨てるようなことはしない。見捨てるくらいなら、大親友と呼んだりはしないだろう。
今ここに、様々な困難に直面している人間がいるとする。彼は、ある組織の重要幹部の大親友である。幹部はどのような行動をとるだろうか。何とかして彼を救おうとするのではないだろうか。組織の力を使ってでも。これはいわゆる公私混同というやつである。世間一般では悪とされている事柄である。だが、人は時として悪に手を染めなければならないことがあるのだ。
このページは、HT君と並ぶ国際バギ星人協会情報総局長の大親友である(自称アール氏)君の抱える様々な悩みや困難を解決するべく粉骨砕身努力する協会の姿を描いた、愛と正義の記録である!
Act01.秘められた儀式は闇の香り(作戦終了)
stage2.戦士の前に立ちはだかる壁
stage3.虎穴に入らずんば虎児を得ず
Act02.囲われた子羊を柵の中に(作戦中止)