→小売り部門としては、秋葉原旧本店を初めとする不採算店舗の統廃合と同時に、大宮店など利益の出そうな地域に積極的に展開していきたい。
　また、キャラクターに関しては、アニメはデジキャラット、ゲームはギャラクシーエンジェルといったように、得意分野に注力していく。ただ、全く新規展開をしないということでもなく、例えば７月に新規のＴＶアニメ放送の発表を予定しており、そちらのほうにも期待していただきたい。

→版権やグッズ販売など、部門の違う分野にまたがっているので正確なことは言えないが、２００２年２月決算、並びに２００３年２月決算では、おおよそこの様なものと思われる（下図）

→「マスマーケットに展開してゆく」という表現を用いてしまった為より大きな市場を目指すという風にもとれてしまい、この表現はまずかったと思う。今後２年間は経営の立て直しということであまり野心的なことはせず、従来の顧客を再度つかみ直しつつ、取れるところは取るという路線で行きたい。従来から支えてくださっているいわゆるマニア層といった方々を軽視してきた部分がこれまであったので、そこは改めてゆきたい。例えば、前述の７月からのアニメだが、こちらも低年齢向けというよりは、どちらかというとマニア層さん向け、といった感じで制作してゆきたい。

→調査の上、早急に改善します。本店は数回にフロアが別れていると言うこともあって、スタッフ間の連携が良くないとこれまでにも報告が出ております。機動的な運用が出来るような方法を検討し、導入していきたいと考えております。

→（木谷社長）自分自身も北陸の出身であり、「都会ではこんなアニメがやっているのに」と悔しい思いをした経験がある。そういうこともあって、例えば現在放送中のデ・ジ・キャラットにょでも、苦しいところではあったが全国２０局での放送が実現しており、ほぼ大半の地域をカバーできたのではないかと思っている。また今年行われる全国コンサートでも、最低限札幌と福岡は入れようと言うことで話が固まっている。このように、ブロッコリーとしては出来るだけ地方にも配慮した経営展開をしたいと考えている。まだ至らないところもあるかと思うが、出来る限りの努力はするのでご理解いただきたい。

→Ｗｅｂ関係については、正直に言って出遅れてしまった。Ｗｅｂショップの方は現在、純粋なブロッコリー関係のものだけを取り扱っており、品数が非常に少なくなっている。今後充実させてゆきたい。

→株主でも一般のユーザーでも、１ファンということには変わりないと認識している。コンサートのような数に限りのあるようなもので株主だけを優遇するのはどうかと思われる。ご理解いただきたい。

　尚、株主優待というわけではないが、今回の報告書と一緒に、特製の図書カードを送らせていただく。

→お子さんに悪影響を与えないような配置の方法を考えていく

→出来るだけ多くのお客さんに親しんでいただける店作りを目指してゆきたいが、やはり購買層の中心がマニア層ということもあり、どうしてもそちら中心を対象にした店構えになってしまう。